そうして迎えた、2018年の健康診断。
僕は41歳。数えで42。所謂、後厄である。昨年の健康診断の結果、僕は嫌酒薬という代物を抗鬱薬と一緒に入手して服用していた。
嫌酒薬について軽く説明すると、人間のアルコール代謝は、
という2段階で、無害化される。
- 経口摂取したエタノールをアセドアルデヒドに変換する
- 生成されたアセドアルデヒドを酢酸に変換する
アセドアルデヒドは、いわゆる二日酔いになる化学物質であり、アセドアルデヒド分解酵素が少ないor持たない人が『2日酔いになりやすい』となる。
細かい話はwikipediaの飲酒の化学でも見て欲しい。僕がゲットした嫌酒薬は、アセドアルデヒドの分解を抑制する薬で、要するに一口酒を飲めば『悪酔い』してそれ以上は飲めなくなる代物だ。
が。
僕の場合、嫌酒薬無しだと無尽蔵に飲めた酒が、嫌酒薬を服用した状態で酒を飲むと、焼酎(25度)3合で良い感じに酔えるのだった。
こりゃあいい。
全く酔えなかった僕が、酔っぱらうという感覚が獲得でき、しかも酒量が無尽蔵から3合で済むのだ。そして僕は───
嫌酒薬を焼酎で服用するという、マジで救いがないバカとしか言い様がない生活を始めたのだった。その結果が下の表である。
年度 2018 2017(2回目) 2017 2016 2015 2014 2013 2012 AST(GOT) (<31) 281 55 104 81 52 48 70 93 ALT(GPT) (<31) 255 102 134 104 74 83 133 196 γ-GTP (<51) 1428 320 629 307 384 347 197 285 ALP (110〜360) 365 250 339 247 279 313 310 375 嫌酒薬も肝臓への負担がある薬である。
酒+抗鬱薬に加え、嫌酒薬を飲み続けた1年で、肝臓の値は更に劇的に悪化していた。
γ-GTPだけでなく、ASTとALTももの凄く悪化していて、酷い数字だった。産業医からまた同じ事を言われるに違いない。
どーせ病院に行け、と言われるのだろう。
それを抜きにしてもこの数字は酷い。
γ-GTP 1500で検索すると、肝硬変だの入院だの、と言った結果がずらずらと並ぶ。そんな訳で。
僕は溜息を吐いて、去年お世話になった内科医を訪れたのだった。
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