unerfahrenの隔離部屋パソナルーム アルコール依存症との闘い


2ヵ月経過
断酒して2ヵ月が経過したので、血液検査をしてきた。
結論から言うと、肝機能は先月よりちょっと悪化、糖尿がやばい。

検査結果は以下の表にまとめている……今回から、糖尿の度合いを評価するHBA1Cの値も追加した。

年度 2019/2 2019/1 2018(2回目) 2018 2017(2回目) 2017 2016 2015 2014 2013 2012
AST(GOT) (<31) 114 63 281 281 55 104 81 52 48 70 93
ALT(GPT) (<31) 221 124 276 255 102 134 104 74 83 133 196
γ-GTP (<51) 444 488 1446 1428 320 629 307 384 347 197 285
ALP (110〜360) 362 446 409 365 250 339 247 279 313 310 375
HBA1C (4.3〜5.6) 6.3 5.8 5.7 6.2 5.3 5.2 5.3 - - - -
酒飲めなくなった分、暴食でストレス発散してたのだから、サモアリナン諸島といった感じである。
医者からは、「脂肪肝だね」と言われた。
やれやれ、アルコール性肝機能障害の次は脂肪肝ですか。
脂肪肝の方は、単純に食う量を減らして運動するしか改善方法は無いのだけど、そんなのデブにとっては酒を止めるより難しい。
なお脂肪肝は、脂肪の摂りすぎで生じるのではなく、エネルギの過剰摂取によって発生するので、脂肪はもちろん糖質も制限しないといけない。
酒もダメ、食い物も制限、では本当に何の為に生きてるのか判らなくなる。

看護師の方からは、「私はマンガにハマっていて、それで手軽にストレス発散してる」と教えてもらった。
けど、今の僕にとっては、マンガ、小説、ゲーム、アニメ……どれも食指が伸びないのだ。
アニメなんかはAmazonプライムでたまに見ようとするのだけど、1話の冒頭5分で見る気が失せてしまう……困ったモノだ (溜息)。

酒を飲んでいた時は、酒を飲む事を最優先にしてたから、
  • 早く帰って飲むために、朝は8時に出社する。
  • バリバリと真剣に仕事をやる。
  • 必要に応じて最小限の残業で仕事を終わらせる。
  • 帰って飲む。
  • 翌朝、ちゃんと会社行く為に22時には寝る。

という、健全で不健康極まりないライフサイクルをずっとしていたのだが、酒という要素が無くなった現在、

  • 昇格とかあるので、何とか朝は頑張って出社してるけど、フレックス使って遅く出社する事が増えた
  • 仕事する気力が全く湧かない。
  • 実務は派遣さんに投げまくって対応。
  • 自分持ちの仕事は激減してるのに、ちょこちょこ残業して対応してる。
  • 以前と同じ位の時間帯に帰宅。
  • ……する事もしたい事もない。
  • 仕方ないからyoutube見て暇を潰す。
  • ながら食いで、食事量も増える。
  • 何となく24時頃までだらだらと起きてる。

というライフサイクルになってしまっている。

とりあえず、早く寝るか……幸い?にも、強力な睡眠薬を2倍量も処方してもらっているので、帰宅後すぐ服用して眠くなったら即布団に潜る作戦にしよう。 これだと、本当に何の為に生きているのか判らないよーな生活になるけれど、何かやりたい事がでてくるまで、当面はこんな感じにしようかと思っている。
それにしても。

やりたい事もなく、
養う家族もいない。

そんな僕が、何で『生きよう』なんて考えているのか。

難題である。
滑稽である。
道化である。

ヒトは。
目的を持たずに、現代を生きる事はできるのだろうか?

僕は。
何を希望にして、この現実と対峙すれば良いのだろうか?

判らない。
判らない判らない判らない判らない判らない───。

きっと死ぬまで判らないままだろう。
死んでも判らないままかもしれない。
恐らく。
こんな事に意味なんて無く。
誰もが目を逸らして生きているのだろう。
この普遍的な意義レゾンデートルを問う事もなく。
皆、自らの生を謳歌しているのだ。

誰もが無意識にできている事。
僕は、それが、できないのだ。

だからこんなにも、
生き苦しい───

それでも僕は。
窒息しながら、酸素生き甲斐を求めて今日も生きている。
きっと、明日も同じ様に生き足掻いているのだろう。


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